梅雨明けが近いのか、今日の東京は、やけに暑い。路面のアスファルトを這うように、熱風が吹いている。昼前には、31℃を超えたのだそうだ。こんな暑い日は、ひんやりつるんとした冷しラーメンが食べたい。
幸いなことに、僕の暮らす巣鴨・大塚地域には、個性的かつ実力派ラーメン店が点在している。ちょっと意外かもしれないけれど。
昨年あたりラーメン雑誌を賑わせた『蔦の葉』や『ジャパニーズヌードル蔦』、ネットで「東京で一番美味い醤油ラーメン」とクチコミが広がった『北大塚ラーメン』、老舗処では『千石自慢ラーメン』などなど…。そうした名店のひとつが、西巣鴨駅近くの「スープ道 連」だ。
どうにもこうにも暑い日のランチは、「スープ道 連」の夏季限定の冷し担々麺で決まりである。
担々麺らしくゴマベースのスープに、冷水でしめたと思しき中太麺。ひんやりつるつるしこしこ、夏の麺ならでは食感だ。麺の上にごろんと載るは、ナスの煮浸しに水餃子、煮卵のトリオで、食べ応えもあり。水菜のシャキッとした食味が、さっぱりとした涼感を添えている。食感、ボリューム、さっぱり感と、バランスのとれた夏の一杯である。さぁ、どんぶりの中の具材をすべて、豪快に混ぜていただこう。
……あぁ、美味かった。ごちそうさまでした。
実は、この店の定番は、魚介系風味が香り立つ、濃厚つけ麺。つけ麺フリークの方は、こちらもぜひどうぞ。
【きょうの評価】★★★★
●Shop Dataスープ道 連(閉店)〒170-0001 東京都豊島区西巣鴨4丁目13−6電話03-5974-4578
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