最高にEnjoyしたよ! 第49回ニューヨークシティマラソン

第49回ニューヨークシティマラソン 海外マラソン

2019年11月3日。

僕は、第49回ニューヨークシティマラソンに出場しました。

ニューヨークシティマラソンは、世界中のランナーたちが一度は走りたいと願う世界最高峰のレースの一つ。事もあろうが、その出走権を超鈍足ランナーの僕が、一発で引いてしまったのです(一般抽選枠)。

抽選に外れた愛妻・ゆかりっち(以下、嫁さん)は、僕の強運ぶりに嫉妬。なんとか自分も出走できないかと、あの手この手をリサーチ。最終的には、旅行会社(HIS)で出走権を手配し、夫婦円満にふたりで参加することになったのでした。

ちょっぴり出費はかさみましたが、それでもふたりで走ってよかったです。ニューヨークは、ほんとうに特別な大会でした。マラソンを走る歓びを、あらためて教えてくれましたと思います。

それでは、僕たちが走ったニューヨークシティマラソンを、写真と動画で振り返ります。Enjoy!感が、みなさんに少しでもシェアできるといいなぁ。

ニューヨークシティマラソンとは

●概要
世界6大マラソンのひとつ(ベルリン・シカゴ・ニューヨーク・東京・ボストン・ロンドン)。毎年11月第1日曜日に開催され、第1回大会は1970年に行われた。

●コース
スタテン島のヴェラザノ・ナローズ・ブリッジからスタートし、ニューヨークの5つの島(区)を駆け抜ける。スタテン島〜ブルックリン〜クイーンズ〜マンハッタン〜ブロンクスを通過し、再びマンハッタンに戻り、セントラルパークがゴール。

●完走者数(第49回大会・2019年)
53,639人

●公式サイト(英語とスペイン語のみですが、Google Chromeで翻訳機能を使えば、だいたい分かります)
https://www.nyrr.org/tcsnycmarathon

ニューヨークシティマラソンのコース図
コース図

EXPO会場

レースの2日前(金曜日)に、EXPOへ。

平日昼間の早い時間だったので空いているかと思いきや、結構混雑していました。

特にニューバランスのコーナーは、記念限定ウエア&グッズを買いたい人の熱気で凄かったです(僕らも、NY走るのも最初で最後だよね〜を言い訳に、大人買いしてしまいました)。

EXPO会場前
EXPO会場。愛妻・嫁さん、記念撮影です
EXPO会場入場ゲート
入場ゲート。混雑していました。
EXPO会場内(ゼッケン引き換え)
まずはゼッケンを受け取ります。僕のナンバーは「52631」でした。実際、何万人走るのでしょう?
EXPO会場内(参加賞のTシャツ受け取り)
次は参加賞の長袖Tシャツを受け取ります。SHIRT TRY ONとありますが、要するに試着できます。サイズが合わなければ交換もOK
EXPO会場内(NB)
スポンサーのニューバランスのコーナーです。米国人の購買欲は凄まじいです。もちろん、僕らも負けじと参戦!
EXPO会場内(ヤクルト)
ヤクルトのブースもありました。世界のYakultなんですね
EXPO会場内(Goodr)
goodrのサングラスも山積みで売っていました
EXPO会場の外の看板
EXPO会場を外に出ると、こんな看板が。シャレてますね。BEER RUNNERSとは僕のことです(笑)

レース当日朝、マンハッタンからスタテン島へ大移動

スタート地点のスタテン島へは、シャトルバスかフェリーで向かいます(多くの人がシャトルバスを利用している模様)。シャトルバスの運行は早朝5時から。マンハッタン・ミッドタウンにあるニューヨーク公共図書館前からシャトルバスが運行されています。

僕は地下鉄のタイムズスクエア駅から歩いたのですが、人の流れについて行き、迷うことはありませんでした。さながら、民族大移動の様相です。シャトルバスも次から次へと来るので、あまり待たされた感はありません(なお、嫁さんは旅行会社手配のバスで移動するため、別行動でした)。

それにしても、晩秋のニューヨークの朝は、寒かったです。

ニューヨーク公共図書館前。スタテン島行きのシャトルバスに乗る人の波
ニューヨーク公共図書館前。スタテン島行きのシャトルバスに乗る人の波
シャトルバス
シャトルバス。運行はとてもスムーズでした

ミッドタウンを午前6時半に出発したバスは、午前8時すぎにスタテン島到着。スタートまではまだ2時間以上ありますので、待機エリアで過ごすことになります。

スタテン島到着。バスを降車すると、スタートエリアに向かって、大移動します
スタテン島到着。バスを降車すると、スタート待機エリアに向かって、大移動します
スタテン島のセキュリティチェック
セキュリティチェック通過。事前に指定された色の待機エリアへ向かいます
スタート地点で待機
待機エリアはこんな感じ。ウェーブスタートなので、自分のスタート時間が来るまで、ここで過ごします
ダンキンドーナツがコーヒーを提供。もちろん無料です。
待機エリアでは、ニューヨークではお馴染み「ダンキン・ドーナツ」がコーヒーを提供。もちろん無料です
ベーグル
ベーグルもたくさん用意されていました
朝ごはん
待機エリアで調達した朝ごはんです
ボランティアのガイドさん
たくさんのポリスが警備してくれています。意外とフレンドリーでした
暖を取るために着てきた古着はこちらへ。不要な衣類はこうして集めて、リサイクル・リユースするそうです

いよいよ、スタート!

それでは、スタートシーンを動画でご覧ください(※音が出ますのご注意ください)。

スタート時に流れる曲はニューヨークシティマラソンの名物で、フランク・シナトラの「ニューヨーク・ニューヨーク」です(※他にもロックやアンセムなどが流れていましたが、著作権の関係でカットしています)

ブルックリンの応援はノリノリ♪

スタートして、最初に渡る橋が、ヴェラザノ・ナローズ・ブリッジ。この橋は2階建なのですが、僕は下の橋を走りました(ウエーブスタート順とコースは事前に指定されています。ただし、上の橋の方が、空の抜けもよく人気があるみたいです)。

ヴェラザノ・ナローズ・ブリッジ
ヴェラザノ・ナローズ・ブリッジ
ヴェラザノ・ナローズ・ブリッジから見えるニューヨークの風景
ヴェラザノ・ナローズ・ブリッジの外の風景。見えるのは、ニューヨークの街かな

橋を渡り切ると、最初に入る街がブルックリンです。

ブルックリンを走る
ブルックリンを走る

沿道にたくさんの人が出て、ある人はロックやゴスペルを奏で、ある人は手書きのプラカードを振り「GO!」と叫び、ある人はどこかの国旗を掲げ歓声を上げ、またある人は全身を使い、ハイタッチを求め、声援を送ってくれます。

米国人は、スポーツを応援する天才ですね。

走っていて、応援でうれしくなって、気持ちがアゲアゲ&ノリノリになったのは初めての体験でした。

ブルックリンの応援風景(RUN)
はい、遅いけど、RUN(走って)してますー
ブルックリンの応援
ノリノリのハイタッチおじさん
ブルックリンの教会
ブルックリンの教会前では、生ゴスペルで応援。腑に染み渡る歌声でした

それでは、ブルックリンの応援の動画をどうぞ(※音が出ますのご注意ください)。

音楽と大声援、まさに観客のみなさんもEnjoyしていますよね。

橋の上の難所

ブルックリンを抜け、クイーンズの入ると、応援がほんの少し静かになった気がしました。

距離にして15kmすぎあたりからだったと思います。時差ぼけの症状と思われる、軽い睡魔がやってきました。

そして、25km手前。クイーンズからマンハッタン島へ向かう、クイーンズボロ・ブリッジに差し掛かりました。

橋の上に声援はなく、聞こえるのは無数のランナーの足音と息遣いのみ。漂う車の排気ガスと薄暗い静寂の中で、他のランナーの様子にも疲労が見てとれます。

クイーンズボロ・ブリッジ
クイーンズからマンハッタン島へ向かう、クイーンズボロ・ブリッジ。

まずいなぁ…。睡魔と疲労感が一気に押し寄せました。意識は遠のき、歩幅は狭くなり、明らかにページダウンしました。

イチ・ニー、イチ・ニー…。眠らないように目を見開き、機械的に手と足を動かすことだけに集中しました。ここを乗り越えなければ…。

マンハッタンの大観衆に救われる

ずいぶん長い時間、橋の上を走っていた気がします。

ようやく、橋は下り勾配に入り、遠くに人の歓声が聞こえました。

「マンハッタンだ!」

マンハッタンの街に入ると、そこには予想していなかった光景が広がっていました。

摩天楼の沿道を埋め尽くす大観衆、街中に沸きかえる声・鳴り物・音楽…

マンハッタンの熱狂的な応援は、絶望的な睡魔と疲労感から僕を救ってくれました。

もっともっと走る元気をもらいたくて、ハイタッチをしながら、応援団のそばを走っていました。

その時の動画がこちらです↓ (※音が出ますのご注意ください)

もう終わってしまうのか…

マンハッタンの摩天楼を走る
マンハッタンの摩天楼を北へ走る

マンハッタンを一路北上し、一旦ブロンクスに入り、再びマンハッタンに戻ってくると35km地点。もうこの段階で、足は残っていませんでした。気持ちだけで走っていました。

ニューヨークのコースは、複数の橋を渡りますので、結構タフなんです。しかも、コースの終盤は上り坂。

ラスト5km。セントラルパークの道は微妙な上り坂を駆け抜けます。GO!

セントラルパーク外周の道
セントラルパーク外周の道。ゆるい上り坂が続いて、きつかったです

セントラルパークに入ると、再び大歓声が沸き立ちます。

観衆がみんな自分を応援しているようで、まるでヒーローになった気分でした。

応援をチカラに、ラストスパート!

セントラルパークの中へ
セントラルパークの中へ

目の前に、ゴールが!(セントラルパークに入ってからゴールまでは長かったです) 

でも、不思議な感覚をおぼえました。

1秒でも早くゴールしたいという気持ちと、

あぁ、もう終わってしまうのかという気持ちが、ごちゃまぜ。

ゴール前
ゴールが見えた!

完走! タイムも4:44:17で、セカンドベストでした。

フィニッシュゲート(完走しました)
完走しました!

実は、ゴールしてからが長かったです(笑)

ホテルはゴール近くだったので、荷物預けなどはしなかったのですが、

完走メダルをもらったり、補給食やドリンク、防寒シート、ポンチョをもらったり、

なんだかんだ1時間ぐらいセントラルパーク内を歩きました。

ま、5万人以上も走っているのですから、無理もありません。それも、いい思い出となりました。

NYCMのポンチョ
実はこれが欲しかった! 完走者かつ手荷物を預けなかったランナーがもらえるオリジナルポンチョです。裏地も付いて、あったかい

今回のまとめ

実際にニューヨークシティマラソンを走って、たった一つのことを教わりました。

それは「Enjoy」することの大切さです。

「マラソンを走るって、こんなに楽しいことなんだ」と、心の底から思えました。

それを教えてくれたのは、ニューヨークを一緒に走ったランナーであり、応援してくれた観衆、ニューヨークの街のみなさんです。

ありがとうございました!

2021年11月7日には、2年ぶりに、第50回ニューヨークシティマラソンが開催されました。

自由に海外へ行き来できるようになったら、また絶対に走りたいです。

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