ゴールドコーストマラソン2015 苦行記(1)

海外マラソン

真っ青な大空と、まぶしく輝く海の間を、僕は走り続けていた。早く走ることはできなかったが、それでも決して立ち止まらなかった。タイム、6時間16分50秒。無事完走。

2015年7月5日、ゴールドコーストマラソン2015(フルマラソン)を走った。個人的には課題が多く見つかり、収穫の多い大会だった。ゴールドコーストも大好きな街になったしね。記憶が鮮明なうちに、あれこれを備忘録として残しておきたいと思う。来年参加してみたい人や、海外マラソンを走ってみたい人、ファンランナーの人のお役に少しは立つかもしれない。

成田からバンコクへ

7月2日朝、成田空港。旅立ちは、雨だった。

まぁ、僕は相当な雨男なので、これはいつものとおり。いつもと違っていたのは、あまり不安もなく、海を渡れることだ。3回目のフルマラソン挑戦にして、初めて順調に練習を積めた。2月末にウォーキングから始めて、約4カ月。合計470km以上の距離を、歩きこみ、走りこむことができた。これは僕にとってはグッドニュースだった。

成田からは、タイ航空でバンコク経由でブリスベンに向かう。さらに、ブリスベンからゴールドコーストへは、車で1時間半。トランジットの時間を含めると24時間超の長旅になる。東京からゴールドコーストへの直行便は、LLCのジェットスターしか飛んでいないため、このような移動プランになった。

僕と妻・ゆかりっちが、海外マラソンに参加する場合、パックツアーは使わない。団体行動が苦手とか、いくつか理由はあるのだけれど、個人手配したほうが断然安く済むからだ。今回は、スターアラインアンスのマイルでビジネスクラスの特典航空券を手配した。つまり、航空券はタダ。その代わり、現地での移動や計画など、自分たちでやらなければならないことが多いけど、それも旅の楽しみのひとつ。

ラウンジで出発の祝杯を上げてから、昼前に、バンコク行きに乗り込んだ。

IMG_0001

機内でも、飲む。食べる。

バージョン 2

バージョン 2

間違わないでほしいが、僕は飛行機嫌いなのである(だから、飲まずにはいられない)。

成田を出て約5時間後、夕方、バンコク・スワンナプーム国際空港到着。

バンコク乗り継ぎで、マッサージ

バンコクでのトランジットは、約8時間。もっとスムーズな乗り継ぎ便はあるのだが、これは当初のプラン通り。この時間を使って、本場タイマッサージで、走る前に体のメンテナンスとしようという目論見だ。こんな自由度が、個人旅行の楽しいところである。一旦入国し、エアポート・レール・リンク→MRTを乗り継いでCityへと移動。たっぷり2時間全身マッサージを受けた。

IMG_2437

マッサージ店はここ。トンロー駅すぐ近く。

IMG_2438

バージョン 2

股関節まわり、腰、ハムストリングスあたりが、妙に痛かったな。疲労が溜まっているのか、やはり股関節が硬いのか、本番に向け少し不安になる。費用は350バーツ。日本円で約1,200円。安いなぁ。

マッサージ店を出ると、街は夜。MRTに乗るやいなや、スコールになった。熱帯特有の湿気と熱気が、肌にまとわりつく。僕らは来た道をそのまま空港へ戻り、ラウンジでブリスベン便の搭乗を待った。

ブリスベンからゴールドコーストへ

ブリスベン行きは、深夜便である。搭乗時間は約9時間。成田ーバンコク間よりも、遠く、長い。

IMG_2447

深夜便ゆえ、食事は軽めかと思いきや、とんでもなかった。離陸してしばらくすると、フルコースでガツンと配された。メインは、成田ーバンコク便では牛ステーキだったので、今度は鮭のクリーム煮をチョイス。それにしても、午前0時すぎに食べるには、ちょっとキツい。

バージョン 2

バージョン 2

飲んで、食べて、寝る。

目がさめると、今度は朝食。スクランブルエッグをいただく。数時間前に食べた鮭が、まだ胃の中に残っているような気がするが、仕方ない。

バージョン 2

午前11時半すぎ、ブリスベン空港、到着。

空港を外に出ると、真っ青な大きい空が待っていた。空気はカラッとし、目に見える景色は何もかもクリア。気温20℃。例えるなら、北海道の9月のような空模様だ。絶好のラン日和を予感させた。

IMG_2457

ブリスベン空港からは、シャトルバスで、ゴールドコーストへ。料金は片道$49だが、マラソン参加者は5%OFFになるという特典付き。

IMG_2463

高速道路を時速110kmで飛ばして、約1時間半。シャトルバスは、ゴールドコーストに到着。ホテルは、ゴールドコーストの中心、サーファーズパラダイスの繁華街にほど近いグランド チャンセラーにとった。

IMG_2494 (1)

IMG_2574

ホテルに着くと、ロビーは、チェックイン待ちのJALパックのツアー客であふれていた。あとで知った話だが、ゴールドコーストマラソンには毎年、日本からも1,000人ほど参加しているらしい。

▼ホテルの部屋。マラソン後の疲労回復を考慮して、バスタブ付きの部屋をチョイス。

IMG_2467

▼部屋のベランダからの風景。一応、オーシャンビュー

IMG_2470

ゼッケン受け取りに、EXPO会場へ

ホテルの部屋で荷ほどきをし、ひと休みした後、ゼッケンを受け取りにEXPO会場へと向かった。

会場はサーファーズパラダイスの隣、ブロードビーチ地区のゴールドコースト・コンベンションセンターにある。ホテルから歩くにはちょっと遠く、僕らはバスで行くことにした(Gラインというライトレールでも行くことができる)。

バスに揺られ、約10分ほどで、EXPO会場に到着。

IMG_2476

ゴールドコーストの街は、マラソン大会のお祭りムードはほとんど感じられなかったが、EXPO会場は人出も多く、そこそこの盛り上がりを見せていた。エントリー総数は約28,000人と過去最高で、ホノルルマラソン並みの大会規模らしい。

IMG_2478

会場では、エントリー種目ごとに、導線が引かれ、ゼッケン受け取りもスムーズに完了。日本語ガイドボランティアもいて、コースの説明などしていた。

IMG_2481

EXPOには、メインスポンサーのアシックスなど多数出店していたが、シューズをはじめ、何もかもお値段が高い。日本で買ったほうが、はるかにおトク。ということで、特に物欲もわかず、会場をひと回りしてから、Gラインで帰路へ。

日が暮れると、ゴールドコーストは肌寒く、長袖のフリースを持ってくればよかった…と後悔した。

▼これがGライン

IMG_2555

余談だが、バスの初乗りが$4.80もしたことに驚いた。日本円にして約430円。「GO CARD」というプリペイドカードで乗車すると、3割ほど安くなることは、帰路のGラインのブロードビーチ駅で知った。早速、「GO CARD」を入手。それでも初乗り$3.35(日本円で約300円)とは…。デフレが染みついた日本人の小市民の僕には、オージーの物価高は実に印象深い。

▼これは飲料の自動販売機。コーラが$4(=360円)! 物価は日本の2倍以上

IMG_2462

まとめ

東京から丸1日以上かけて、ゴールドコースト入りしたが、さすがに疲れた。この日は、EXPOから帰った後、軽くラーメンを食し、「きき湯」入りの風呂に浸かって、早々に眠った。いくつか反省と課題をまとめておく。

  • 時差がないとはいえ、長時間のフライトは体にこたえた。
  • 乗り継ぎしたため、機内食を食べること4回。飲んで、食べて、寝て、飲んで、食べて、寝て…の繰り返し。内臓が疲れた。
  • ラウンジや機内で、飲みすぎた(これは自制の問題だが…)。
  • ゴールドコーストのホテルには、バスタブ付きの部屋が少ないが、疲労抜きのためには確保したいところ。「きき湯」はマストアイテム。
  • 7月のゴールドコーストは日中暑く、夕方〜朝は寒い。長袖のフリースや薄手のダウンが欲しい。

(2)へ続く>>

コメント

タイトルとURLをコピーしました