今朝の東京の空。
太陽は昇っているが、青空はない。薄靄がかかったように、空は白ばみ鈍く輝いている。まだ朝だというのに、そこに爽やかさはなく、熱のこもった生温かい湿気が、肌にまとわりつく。気温31℃。今日も猛暑日になるとTVニュースで言っていた。くれぐれも熱中症に注意するようにと。ここ数日、そんな日が続いている。まったく、ランナーには苛酷なコンディションだ。せめて、空が青ければ、それだけで気持ちいいのだけれど。
今日は少しでも木陰を走ろうと、石神井川沿いの遊歩道を走るエンペラーコースに向かった。エンペラーコースというのは、我が家で勝手に名付けた愛称で、コース沿いに帝京大学があるから、そう呼んでいる。川沿いの小道は、サクラの木々で覆われ、特に春の季節は美しい。今日の目標走行距離は10km。今月末の伊達ももの里マラソンに向けて、本番と同じ距離を走っておきたいと思った。
昨日、休足日にしたせいか、脚が軽く感じる。最初の1kmはゆっくり7分台後半で入ろうと思っていたが、6分台後半で入ってしまった。走り出してまもなく、身体中から滝汗が吹き出す。想定通り、遊歩道は木陰が多く、アスファルトの上を走るよりはるかにマシだが、それでも暑いことには変わりない。2km、3km…と順調に、ラップを刻む。遊歩道の所々には、水飲み場があるので、そこで一旦ストップ。頭から水をかぶり、ゴクゴクと5口ほど水を喉に流し込む。そして、また走り出す。うん、調子は悪くない。
ところが、5kmを過ぎて、ガクっときた。脚はまだ残っているが、心肺が苦しくなり、身体が思うように前に進まない。フォームも崩れてくる。しばらくペースを落とし、立て直そうとしたが、今度は手足が痺れてきた。これはまずい。熱中症の一歩手前か。6.6km過ぎで、今日のランは中止した。
今週は6日走ったが、いずれも今日のような感じで練習を終えた。身体が暑さに慣れていないのか、それとも暑すぎるのか、走る前の栄養補給に問題があるのか、原因はよくわからないけれど、とにかく10kmが走れない。伊達ももの里マラソン本番を前に、10kmをしっかり走り切れるようにすること。これが、来週以降の大きな課題だ。
ホノルルマラソン2015まで、あと135日。
●今週のランまとめ(7/26〜8/1)
・総走行距離/38.49km
・ラン日数/6日
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