60分通勤ウォーキングが気持ちいい

練習日誌

冬の終わりから春までの空は、移り気だ。3日と晴れ間が続くことはまずない。昨日は冷たい雨が降っていたが、今朝、目を覚ますと、リビングから富士山が見えた。よしっ、歩いて事務所まで行こう。

自宅のある巣鴨から、事務所のある神保町までは、約6km。白山通りを南へ下る。上下ヒートテックに、ジーンズにボア付きのブルゾン。手荷物がないようボディバッグひとつで家を出た。僕は汗かきなので、ほんとうはウェアで出かけたかったのだが、仕事があるから仕方ない。

風はひんやりしているが、日なたは春を感じる程に温かい。案の定、1kmもしないうちに汗ばみ、ブルゾンを脱ぎ捨て、腰に巻きつけた。10~11分/kmで、肩甲骨を動かすことを意識しながら、一歩一歩、歩を刻む。走っている時と同じように、歩いている時は、歩くことしか考えていない。膝の調子に耳を傾け、時折、建物のガラス越しに映る歩くフォームをチェックする。少なくとも、今日の仕事の予定のことなど、忘れている。それが、なんとも気持ちよい。

後楽園ゆうえんちのジェットコースターが目に入ってきたあたりで、後ろからやってきた、黒いウェアに身を包んだウォーキングの婦人に抜かれた。背筋も、膝も、ピンと伸ばし、体の前で着地している。まるで、ウォーキング教室で教わったかのようだ。一方、僕は上半身を前へ前へと進めながら、着地は体の真下を心がけている。あまり見た目にはかっこよくないのだが、僕の場合は、走るための準備なのだから、できるだけ走るフォームに近い歩き方をしようと思っている。どちらが正解なのだろう。

そんなことを考えながら、水道橋を過ぎて、神保町に着いた。所要時間約1時間。晴れた日には、こんな通勤もいい。

●今日のウォーキング
距離/5.47km
時間/0:59:33
平均ペース/10:53/km

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