当然のことながら、旅の悦楽のひとつはグルメである。しかし、今回のゴールドコースト行きは、マラソンがメインテーマだったため、体調を整えることに優先順位が置かれ、気になるものを好きなだけ食べるというわけにはいかなかった。甚だ残念な話だが、そのなかでも「ん〜美味い!」と唸るグルメに出合った。そうだ、オーストラリアは食の大陸なのだ。
コスタ・ドーロのシーフード(サーファーズパラダイス)
大橋巨泉のOKギフトショップが立つ通り、オーキッド・アベニューにあるイタリア料理店。ゴールドコーストらしいシーフードを食べたいとも思い、直感で飛び込んだ。これが正解。肉料理もあるのだが、ここの一押しはシーフード。ワインも豊富で、味付けも申し分なし。またゴールドコーストに行ったら、再訪したい店だ。→閉店
上の写真は、タスマニア産のナチュラル・オイスター(生牡蠣)。小ぶりだが、臭みはまるでなく、甘みがギュッと詰まっていた。絶品。
▼シングル・シーフード・プラッター。ゴールドコーストならではのシーフード料理が満喫できる一皿。手前から、バラマンディー(白身魚)のソテー、カラマリ(イカの揚げ物)、モートンベイ・バグ(エビの一種)のソテー。
▼パスタは、ウエイターおすすめの一皿をチョイス。小麦の風味が香るパスタに、白ワインソースの風味が口の中で踊る。
▼店内の1ショット。かつての名ジョッキー、オリビエ・ペリエ似の、日本語を話せるスタッフもいた。ちなみに、ゴールドコーストではめずらしく、この店ではチップが求められた(強制ではないようだが)。
コスタ・ドーロ(閉店)
住所:27 Orchid Ave, Surfers Paradise QLD 4217
営業時間:12:00〜22:00
http://www.costadoro.com.au/
ホグス・ブレス・カフェのプライムリブ・ステーキ(サーファーズパラダイス)
この店は、オーストラリアのファミレス的存在だが、なかなかどうしてリースナブルに、美味しいオージービーフがいただける。以前、ケアンズを旅した時は、僕は2晩連続して通ってしまったほどだ。今回はマラソンを走った夜に、ガッツリ食べたくて訪れたが、期待どおりの味とボリュームだった。
▼店の看板メニュー、プライムリブステーキ。レギュラーサイズを注文したが、ボリュームたっぷりで、2人でシェアしてちょうど良かった。焼き具合は、お店の人のおすすめ「ミディアム」で。
▼ガーリックトーストもこれで一人前。ビッグサイズかつ、美味。ビールのつまみによく合う。
ホグス・ブレス・カフェ サーファーズパラダイス店
住所:3 Cavill Mall Surfers Paradise, QLD 4217
営業時間:Lunch/11:30〜14:30、Dinner/17:00〜深夜
http://www.hogsbreath.com.au/
ニュージーランド航空ラウンジの食事とワイン(ブリスベン空港)
ブリスベン空港内にあるニュージーランド航空のラウンジの実力が侮れない。ニュージーランド産ワインがフルボトルで提供され、食事も手抜かりなし。味、種類ともに充実している。僕はこのラウンジで、白ワインを2本空け、帰路の少しの時間を過ごしたが、ニュージーランドに行きたくなってしまった。
▼フルーティーな白ワインと、サラダ、ハム、チーズをいただいた。ニュージーランドの食の魅力が垣間見えた。
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