3カ月間の調整まとめ。ゴールドコーストマラソンまで、あと34日

練習日誌

暑くなってきた。東京の今年の春は、あっという間に駆け抜けてしまった気がする。

そんな矢先、しばらく、ブログを書く手が止まっていた。年初には、ほぼ毎日ブログを書こうと思っていたのだが、そんな決意が頓挫してしまっていた。いろいろ訳は、ある。いくつかの重大な自分事に思いをめぐらせていたとか、そのせいで脳が疲れていたとか、ま、全部言い訳だ。心と脳の間をさまようと書いて「悩む」と呼ぶが、堂々めぐりして悩んでいても、何も変わらない。考えたら、行動しなければ。

けれど、歩くこと、走ることは続けていた。目標は、今年7月5日に開催されるゴールドコーストマラソン。フルマラソンを走りきる。それに向けての準備は慎重に進めていた。ガーミンコネクトのデータをもとに、ここで、まとめておこうと思う。ひょっとしたら、これからフルマラソンにチャレンジしたい人や、故障から練習を再開するファンランナーのお役に立つかもしれない。

3か月の練習まとめ

右ひざの故障から、練習を再開したのが2月28日。この時点から、本番のゴールドコーストマラソンまで、約4カ月。まずは十分歩きこむことで、走るための脚づくりを目指した。

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  • 3月/111.67km
  • 4月/117.83km
  • 5月/127.70km

まずは距離。3カ月間に歩き、または走った総距離は350km超。そのうち、歩きこんだディスタンスは、1カ月半で合計180kmを超えた。10分/kmで歩いたとして、1800分。時間にして、30時間歩いたことになる。さすがにこれだけ歩くと、脚が変わってくる。萎んでいた太ももやふくらはぎの筋肉も締まってくる。走りたそうな脚になってきたのを見計らって、4月18日に、ウォーキングからランニングに切り替えた。

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歩きこむうちに、自然と歩くスピードもアップした。また、ウォーキングからランニングに切り替えたことで、スピードは当然上昇するが、まだまだトップスピードでは走っていない。あせらず、慎重に、少しずつ負荷を上げていくのが作戦だ。

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フルマラソンを走るために、脚づくりの他に、僕にはやることがあった。減量だ。結果にコミットしなければならない。90gを超える体重でいきなり走れば、それは故障するだろう。何度も痛い目に遭ってきたから、身をもってよくわかる。だから、歩くことから少しずつ負荷をかけてきた。結果、3カ月で28,000kcalを燃焼。体重も93kg→89.5kgと、約3.5kgの減量に成功した。

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ストイックに毎日走る健脚な御仁もいるが、ガラスのひざを抱えている僕はそうはいかない。休養も練習のうちと考え、平均すると1日おきに練習してきた(ただし、歩きこみは習慣化するために、一定期間ほぼ毎日行っていた)。ピッチ(歩幅)も、自然と伸びてきた。

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この準備の3カ月間で、シューズのヒール部分に穴が開いた。シューズは「アシックス ゲルカヤノ」。僕はニューバランスNB1040も愛用しているが、体重が重い今は、クッション性の高いほうが良いだろうと考え、カヤノで練習してきた。昨年の秋に購入し、2014ホノルルマラソンもこれで走った。愛着もあるし、良いシューズだと思うのだが、まだ500kmは走っていないしな。消耗しやすいというか、ヘタるにはまだ早いと思うのだが、シューズの寿命とはどのくらいなんだろう。

で、ゴールドコーストまであと1カ月

今のところ、順調である。しっかり歩きこんだおかげで、故障もなく、準備ができた。3カ月というのは、僕の練習継続期間としては、最長である。去る5月23日には、2年ぶりに皇居ランにチャレンジし、19kmの距離を踏めるまで脚が出来てきた。本番では走破タイムは気にせず、制限時間(6時間30分)たっぷり使って、ゴールドコーストを楽しみたいと思う。ただ最近、左腰と右ふくらはぎに張りが出てきたのが、ちょっと気がかり。お世話になっているアクティブ整体院の先生の話だと、腰もふくらはぎも、股関節の硬さが原因だそう。ストレッチとフォームチェックをしながら、残り1カ月、いい準備をしたいと思う。

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