僕が「ブルックス ゴースト9」を絶賛する3つの理由

ランニングシューズ

ブルックス(Brooks)という、ランニング専門ブランドをご存じでしょうか? 日本では履いている人をあまり見かけませんが、ブルックスのランニングシューズは、全米人気No.1なのだそうです。

僕は最近、練習用に、ブルックスのゴースト9というシューズを履き始めました。あまりにも素晴らしい出来のシューズなので、紹介します。

フィット感が素晴らしい

足とシューズが一体化するとは、まさにこのことです。シューズがピタッと足をまとう感覚の履き心地です。

大概のシューズ(少なくとも僕がこれまで履いてきたシューズ)は、紐を締めると、シューズのアッパー部分が足の甲に当たったり、シューズの中で遊びがありすぎたり、違和感があったのですが、それがほとんどありません。

ヒールカップも深く、安定感も十分で、しっかりかかとが収まります。加えて、靴底が足に吸いつく感覚も、特筆すべき点です。重量は300gとのことですが、実際に履くと、それ以上に軽く感じます。

長距離(長時間)を走るのですから、ストレスを感じない履き心地というのは、とても重要なことです。

クッションが素晴らしい

最初は、ゴースト9のクッションに少々戸惑うかもしれません。まるで、低反発のクッションに、足を載せている感覚だからです。しかし、何度か慣らし走行すれば、すぐに慣れます。足腰に不安のある人も、柔らかなクッションで、安心して走れます。

一方で、そんな低反発のクッションではスピードに乗れないという声も聞こえそうですが、そうした危惧は無用です。僕の場合、キロ5〜7分台で練習しますが、キロ7分台のLSDも、キロ5分台へのペースアップも楽にこなせます。ここにブルックス独自の技術の秘密があり、体重やスピードによって、クッション力が変化するそうです。

また、靴底(ソール)も少々変わっていて、ペタッペタッと路面をグリップする感じです。濡れた路面でも安心です。

初心者や体重の重い人におすすめできる

ストレスを感じないフィット感、足腰にやさしいクッション。ゴースト9はまだ脚力のないランニング初心者、体重の重い人におすすめできる一足です。特に、体重の重い人が履けるシューズって、意外と選択肢が少ないので、ぜひ候補に入れてみてください。幅広サイズ(2E)もありますよ。

僕は現在85kg、ゴースト9で100kmほど走りましたが、足にも馴染み、10〜20km走は、難なくこなしています。今のところ、シューズにヘタリもなく、耐久性も問題ないようです。ただし、フルマラソンに通用するシューズか否かは未知数。ロング走や本番レースで、試してたいです。

あとがき

ブルックス、侮れません。僕の足には、国産のアシックスよりも断然フィットしていました。ちなみに、ゴースト9は、米国のランニング専門誌「ランナーズワールド」で、2016年秋のベストバイ賞を受賞しています。

ランニングシューズのブランドは、アシックスやミズノ、アディダスだけじゃないですよ。履くだけタダなのですから、いろいろ試し履きしてみましょう。

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