ランニングが習慣になると、旅行の楽しみ方がひとつ増えます。
それは、旅先で走ること。見知らぬ街を走ると、いろいろな発見や気づきがあり、おもしろいです。シューズ1足とウェアを持って行くだけで楽しめますから、お金もほとんどかかりません。きっと、あなたの旅行のスタイルも変わるでしょう。
さて先日、シンガポールに行ってきました。ご存知かもしれませんが、シンガポールは赤道直下にあり、熱帯の国なのですが、意外にも市民ランナーの姿を多く見かけました。僕も気持ちよ〜く滝汗をかいてきましたので、その走った3つのコースを紹介します。
観光名所をぐるっと1周!マリーナベイを走る
シンガポールが初めてという人や、旅ラン初心者におすすめの、1周約5kmの定番コースです。ラッフルズホテル前をスタートし、シンガポール川沿いを走り、マーライオン、マリーナベイ・サンズ、シンガポール・フライヤーの観光名所をサクッとめぐることができます。
このエリアはマリーナベイと言われ、歩道や広場が整備されているので、朝や夕方は市民ランナーも多く走っています。信号もほとんどなくストレスフリーですが、週末や夕方は観光客も多いですから、注意しましょう。
世界最大級を往復!カラン川沿いを走る
世界最大級の大観覧車「シンガポール・フライヤー」の真下から、これまた世界最大級の開閉型ドーム競技場「ナショナルスタジアム」へ、カラン川沿いを走る往復コースです。ラッフルズホテル周辺からスタートすると、8〜9kmの距離です。
カラン川沿いは、緑地になっていて遊歩道が整備されています。先に紹介したマリーナベイの賑わいとは一転、静かで、川風を感じながら気持ちよく走れます。ただし、川沿いにはコンビニもなく、水分補給できる場所が見つからなかったので、必ず水を持って走りましょう。
やっぱり海はいい!イーストコーストパークを走る
イーストコーストパークは、シンガポール東海岸一帯、東西15kmに渡る広大な国立公園。シンガポール市民の憩いの場です。海岸線に沿うように、遊歩道とサイクリングロードが整備されています。トイレや売店なども園内にあり、安心です。
僕が走ったのは、ちょうど日曜日の午前。シティ(中心街)からは少し離れていますので、滞在したホテルからイーストコーストパークまではバスで向かい、そこからマリーナベイに走って戻るという10kmのコースを設定しました。
朝の公園は、すでに多くのランナーが走っていました。暑さのせいでしょうか。キロ6〜7分前後で走るスローランナーが多かったですね。緑や木陰も多く、海がある。適度にアップダウンもあるので、地元ランナーには定番のジョギングコースなのでしょうね。
あとがき
シンガポールは、治安や衛生状態も良く、安心して旅ランが楽しめます。しかし、問題は暑さ。真夏の東京を走るようなものですから、ロング走などの無理は禁物です。それに、日本のように自動販売機が至るところにあるわけでもありません。シンガポールランを楽しむポイントをまとめてみました。
- 走る時間帯は、朝(〜10時ぐらい)か夕方。
- 直射日光が強い。気になる人は日焼け止め対策を。
- 必ず、水を持って走る(水分補給はこまめに!)。
- 少額の現金とクレジットカードを持って走ると安心(給水するなら、コンビニなどで購入)。
いかがでしたか。今日は、シンガポールで旅ランして、いい汗かいてきたという話題でした。ぜひ、あなたの旅ラン体験も教えてくださいね。この街は走って楽しかったとか、こんな凄いコースがあったとか、気軽にコメントください。んじゃ、また。
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